株式投資も大事ですが、米国債についても考えてみよう❢
こんにちは、ゆっきーです(^o^)
最近、円安でまわりの色んな「モノ」が値上がりしています。それこそ四半期周期にちょいちょいと。
実際、食材とかとても高いですよね。このような時に現金を口座にしまっておいたら、お金の価値が下がる一方です。
長期で資産を寝かせる方法の一つとして、債券投資があります。これは、現金保有に次いで、最もリスクが低いものです。
ですが、注意しなければならないのは、発行体の信用格付けと、通貨の安全性、そして為替リスクです。
どこまで許容できるかは、個人に委ねることとしますが、お奨めするのは、先進国発行の国債、国際機関が先進国通貨で発行する機関債、国債優良企業が先進国通貨で発行する社債などです。
中でも、最も安全性の高いのは、米国債でしょう。
米国国債の種類と特色は?
米国国債(United States Treasury security)は、「米国財務省証券」や、「トレジャリー」とも、呼ばれ、アメリカ合衆国政府(米国財務省)が発行する国債(国庫債券)をいいます。
国の財政資金不足を補うなどの目的で発行されます。
アメリカ合衆国に対する信頼と信用に基づく、世界最大の発行高と売上高を誇り、為替リスクを考慮しても、投資家にとっては魅力のある金融商品となっています。
また、外国政府がドル建ての外貨準備をする運用先としても、よく利用されています。
米国国債は、償還までの期間によって、主に次の3種類に分けられます。
- T-BILL (Treasury Bill)/財務省短期証券。期間が一年未満の割引債。
- T-NOTE (Treasury Note)/財務省中期証券。期間が一年超、10年以下の利付債。
- T-BOND (Treasury BOND)/期間が10年を超える利付債。
この他に、利付債の元本部分と利札部分(クーポン部分)が分離され、それぞれの部分が「ゼロクーポンの割引債」として販売される「STRIPS(ストリップス債)」、元本とクーポンが、物価指数上昇率に連動する「TIPS(インフレ連動債)」
などもあります。
ちなみに信用格付けは「AA+」です(^o^)
この記事では、「米国債の割引債」について書いてみたいと思います。
ストリップス債=ゼロ•クーポン債とは、クーポン(利金)の支払いがない代わりに、割引形式で額面よりも低い価格で発行される債券のことで、額面金額の100%で償還されます。
割引債とも呼ばれ、購入価格と額面価格の差額が利金相当分となり、償還差益として得ることができます。
福利運用をあらかじめ割り引いたものですので、償還期日が遠ければ遠いほど、割引率は高くなります。
メリット❣
- 割引価格で購入できる。…ストリップス債(ゼロクーポン債)は、保有期間中の利払いはありませんが、販売価格が低く設定されています。例えば販売単価を約30.00(30%)で購入した場合、満期日は、約3倍の価格で償還されます。
- 途中売却での利益。…購入後、満期まで保有せず、中途売却することも可能です。ストリップス債(ゼロクーポン債)は、割引き後の価格で購入することとなるので、途中売却の場合でも売却益が生じる場合もありますね。
- 為替変動リスクの低減。…ストリップス債(ゼロクーポン債)は、割引き後の価格で購入することとなるので、為替変動リスクをある程度、低減することも可能です。
デメリット=リスク
- 信用リスク(デフォルトリスク)。…発行体が、経営難や破綻に陥り、債務不履行(デフォルト)を起こした場合、投資家に対する利金、償還金の支払いが不可能になる場合があります。…ですが、アメリカ合衆国が破綻したら、世界が破滅するかもですが…
- 価格変動リスク。…購入した債券を、償還日まで待たず市場で途中売却する場合、売却時の債券市況により、元本を割り込む恐れがあります。購入時より、金利が低下していれば、値上がり益を見込める可能性がありますが、購入時より金利が上昇している場合、受取金額が、元本を割り込む恐れがあります。
§米国ストリップス債の例
①償還日/2033/05/15 •起債通貨/米ドル
•額面/100米ドル •参考価格/額面金額の
72.12% •参考利回り/年3.27%
②償還日/2050/02/15 •起債通貨/米ドル
•額面/100米ドル •参考価格/額面金額の
39.73% •参考利回り/年3.47%
あくまで、ザックリとした一例ですし、償還年が2050年というのも、極端ですが、長く時間を取れば、ここまで割り引かれます。
人生の中、長期のイベントに向けて、しまっておく感じでしょうか。
ゆっきーでした!(^o^)
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